皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場所なることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「発達障害への偏見」についてです。
発達障害への偏見が不安で、受診やカミングアウトに踏み切れない……とお悩みではありませんか?
あるいは、すでに周囲から偏見を向けられてつらい経験をされた方もいらっしゃるかも知れませんね。
偏見を恐れず勇気を出して診断やカミングアウトに踏み切る方が良いのでしょうか?
それとも、周囲に打ち明けずにいる方が良いのでしょうか?
お子さんのことであればなおさら、迷ってしまいますよね。
この記事では、発達障害への偏見がある中で受診やカミングアウトをするべきかどうか、そして、もし行うのであればどのような工夫があると良いかを調査してまとめました。
受診やカミングアウトの前に、この記事で一緒に勉強しましょう!
目次
発達障害に対する偏見
社会には様々な偏見や先入観がある
近年、テレビ番組などで取り上げられる機会も多くなり、「発達障害」という言葉自体は広く知られるようになってきました。
しかし、存在は知られていても「どんなものかは知らない」という人が多いのも現状であるようです。
「発達障害」という言葉だけが先行して広まってしまい、偏見や先入観から、差別や誤解を受けることもあるでしょう。
「発達障害を持っています」とカミングアウト(告知)をすることで偏見にさらされてしまうのではないかと不安を感じ、周囲へのカミングアウトをためらってしまうケースもあります。
↓インターネットにも、偏見や差別に対する不安の声が投稿されています。
引用元:Twitter
―@kotori_ASD
引用元:Twitter
―@mirailist
カミングアウトをするリスク・しないリスク
発達障害への偏見があるかも知れない環境でカミングアウトをする場合・しない場合には、それぞれどのようなリスクがあるのでしょうか?
主に、それぞれ次のようなリスクがあります。
【カミングアウトをする場合・しない場合のリスク】
する場合のリスク | しない場合のリスク |
---|---|
● 偏見から「いじめ」などのトラブルに繋がるかも知れない ● ストレスや不安などで、二次障害になるかも知れない | ● 支援を受けずに無理をして生活することで、困難を感じるかも知れない ● ストレスや不安などで、二次障害になるかも知れない |
カミングアウトを選択する場合も、偏見を回避するためにカミングアウトをしない場合も、どちらも二次障害に繋がってしまうリスクがあるんですか!?
環境や状況によって、何が良い結果となり、何が悪い結果となるかは変わってくるんです……。
二次障害について
二次障害は、発達障害への偏見やカミングアウトにも関わる重大なリスクといえるでしょう。
二次障害とは、発達障害の特性からの苦手や対人関係のトラブルにより強いストレスや不安を感じ、不登校や鬱(うつ)、引きこもりなどの深刻な状態におちいってしまうことです。
もしカミングアウトに失敗して偏見を受けるようになってしまうと、偏見を向けられることへのストレスや、偏見からの「いじめ」など対人関係のトラブルの発生からこうした二次障害におちいってしまうかも知れません。
かといって、カミングアウトをせずに発達障害の特性を隠したまま生活をすることも大きな負担となります。
支援が必要なところを無理して普通学級に通う事で、授業や周囲の環境に疲れてしまうかも知れません。
これらの困難が結局、学習への不安や学校生活でのストレス、対人関係のトラブルに繋がってしまうこともあり得るでしょう。
支援や療育の機会を逃してしまう?
偏見への不安に悩んで子どもを特別支援学級に入れられない事態は、必要な支援や療育を受ける機会を逃してしまうことにもなりかねません。
子ども時代の「1年」は、大人にとっての「1年」よりも大きな意味を持つことが少なくないでしょう。
学習や生活での困難が、後々の他の学習や経験に連鎖していくこともあるかも知れません。
子ども時代は限られた時間です。
親が悩んでいる間も、お子さんの成長は待ってくれません。
その間にも、支援や療育、学習、成長の機会は過ぎていってしまうでしょう。
1回のカミングアウトの決断がお子さんの人生を左右してしまうとなれば、なおさら、悩んでしまいますよね……。
お子さんの気持ちを確かめながら、後悔の無いよう慎重に検討しましょう。
受診・カミングアウトをするかどうか
医療機関の診断を受けることや、周囲へのカミングアウトをすることは、とても勇気がいることですよね。
大人の発達障害であれば医療機関への受診もカミングアウトも本人の決断で行えますが、子どもの場合は保護者の決断が大きく関わってきてしまいます。
「障害者のレッテルを貼られてしまうのが怖い」「子供が発達障害と知られてしまえば、いじめられるかも知れない」など、葛藤は尽きないでしょう。
医療機関への受診やカミングアウトは、お子さんの為にもする方がいいのでしょうか?
この項目では、それぞれ行動を起こす前に考えたいメリット・デメリットについて、そして迷った時の相談先についてお伝えします。
医療機関を受診して診断を受けるべき?
診断が下りることで本人が傷ついたり、「自分も子どもにレッテルを貼ってしまうのではないか」と考えたりして、カミングアウト以前に医療機関の受診を悩むお母さんお父さんもいらっしゃるでしょう。
医療機関を受診して診断を受けるべきなのでしょうか?
診断について考える時は、下記の3点を基準にすると良いようです。
【診断について考える時のポイント】
- 本人や周囲が困っているか
- 現在、二次障害が起きている(または起こりかけている)か
- 公共の支援は必要か
現状ですでに困りごとが発生している・二次障害のおそれがある場合は、原因をつきとめ改善するためにも医療機関の受診は必要かも知れません。
お子さんの気持ちをよく確かめて受診を検討しましょう。
公共の支援によっては、医師による診断が無ければ受けられないサービスもあります。
公共の支援を受けるために障害者手帳を取得する必要があるかどうかも、医療機関を受診する目安になるでしょう。
「障害者手帳」とは、障害を持っていることを証明するためのものです。「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」など種類があり、申請には医師による診断書が必要です。
障害者手帳があることで、障害を持っている人が対象となる公的なサービスや支援を受けられるようになります。
受診のメリット・デメリット
もし発達障害の診断がまだであれば、お子さんの症状を詳しく知るためにも、医療機関や専門家への相談だけでも受けるメリットがあります。
本人や周囲が困っているのであれば、症状を詳しく知ることで問題の原因を的確に突き止めやすくなり、対策を立てるなど改善にも繋がるでしょう。
ですが、病院によっては予約待ちを多数抱えているところもあり、受診してからも何度も検査が必要になるなど、診断まで時間がかかる可能性があります。
いざ公共の支援が必要になったからといって、そこから医療機関を探して受診していては、すぐに診断がもらえるかどうかはわからないのです。
いずれ支援を受けることも考えているのであれば、診断書は早めにもらっておく方が良いかも知れません。
もちろん、「病院に行く」こと自体がお子さんの身体的・精神的な負担になりかねないのも事実です。
「発達障害である」と診断されることは、お子さんにとってショックな出来事となるかも知れません。
お子さんの状態をよく観察し、お子さん本人の気持ちを聞いた上で、お母さんお父さんの目で受診するかどうか判断して下さいね。
発達障害の検査を行っている小児科、児童精神科、小児神経科、発達外来などのある病院を探しましょう。
受診に迷った時の相談先
医療機関の受診を迷っている・どの医療機関を受診するべきかわからない場合は、まずは市区町村の保健センターや「子育て支援」の窓口、児童相談所などに相談してみるのも良いでしょう。
場合によっては、家族だけが先に相談することもできます。
診断が必要な状態かどうかも、一緒に考えてもらえるでしょう。
(詳しくは各施設・団体にお問い合わせ下さい)
本当に発達障害である確証がなくても、『不安があれば気軽に相談しても良い』と相談窓口を設けている団体もありますので、探してみて下さいね。
カミングアウトはするべき?
発達障害である(または発達障害かも知れない状態)を周囲にカミングアウトするべきでしょうか。
カミングアウトが良い結果になるか悪い結果になるかは、環境次第のようです。
何がメリット、デメリット、リスクになるかは環境や個人によって異なるのです。
まずはお子さんが置かれている状況下でのメリットとデメリット、リスクをとことん分析しましょう。
この時、下記の3点も一緒に考えてみて下さい。
【カミングアウトについて考える時のポイント】
- 本人や周囲が困っているか
- 現在、二次障害が起きている(または起こりかけている)か
- 周囲の支援は必要か
現状ですでに困りごとが発生している場合や、特別支援学級に入りたい場合はカミングアウトも避けられないかも知れません。
ですが、現状で支援を必要としていないなど、周囲に知らせるデメリットやリスクの方が大きいのであれば、無理にカミングアウトをしないことも選択肢です。
「周囲にも知らせたいか、知られたくないか」は、お子さんの気持ちも大きく関わってきます。
実際にカミングアウトするかどうかは、お子さん本人とよく相談して決めて下さいね。
カミングアウトのメリット・デメリット
「できない」ことで本人が苦しんでいたり周囲にも影響が出たりしている場合、カミングアウトすることで原因が周知され、適切な支援を受けやすくなるかも知れません。
ありのままの自分を受け入れてもらえる経験は、二次障害の予防にもなるでしょう。
しかし、環境によってはかえってマイナスに働いてしまう恐れもあります。
カミングアウトをきっかけに二次障害におちいる可能性もあるのです。
デメリットやリスクの可能性もある以上、この記事ではカミングアウトを安易にオススメすることはできません。
本人が現在、発達障害の症状を密かに抱えてつらい思いをしているようなら、現状を打開するキッカケとしてカミングアウトを選択する方法もある、とだけお伝えしておきたいと思います。
カミングアウトに迷ったら
カミングアウトをするべきかどうか迷ったら、同じ環境を良く知る周囲の人に相談するのも1つの手段です。
例えば、学校の先生や療育施設、同じ学年のお子さんを持つ他の保護者などです。
そこでもカミングアウトするところから始めなければならないなど相談しづらい場合は、代わりに公共の窓口に相談することもできます。
【公共の相談先の例】
- 「子育て支援」の窓口
- 児童相談所
- 発達障害者支援センター など
「発達障害者支援センター」は、発達障害を持つ人や児童への支援を総合的に行う専門機関です。
各関係機関や地域と連携し、発達障害を持つ本人と家族、周囲の人達からの様々な相談に応じてくれます。
↓こちらの外部リンクから全国の相談先を探すことができます。
【外部リンク】発達障害情報・支援センター(厚生労働省)
「相談窓口の一覧」
カミングアウトを選択しない場合も、適切な療育を!
発達障害には早期の発見・療育が効果的であるとされています。
もしカミングアウトを選択しなくても、実際に困りごとが起こっているのであれば、症状を詳しく知る・療育をするだけでも違いが出てくるでしょう。
地域の療育施設や発達障害者支援センターなどに相談してみたり、家庭でできる療育をしたりするのも良いかも知れません。
療育で自信がついてから、改めてカミングアウトについて考えてみるのも良いのではないでしょうか。
「療育」とは、障害のある児童などを対象にした、困難の種類に応じた解決策と将来の自立・社会参加に向けた支援です。「発達支援」とも呼ばれています。
「放課後等デイサービス」などの施設を利用する他、特別支援学校や特別支援学級にも取り組みがあります。
自宅での療育は、「家庭療育」「家庭内療育」と呼ばれています。
↓療育・放課後等デイサービスについては、
こちらのサイトも参考にしてみて下さい。
横浜市都筑区児童発達支援と放課後等デイサービス
運動・学習療育アップ
カミングアウトを決意したら……
カミングアウトを決意したら、できるだけ失敗しないようにしたいですね。
どのようなことに注意をすれば良いのでしょうか?
ここからは、カミングアウトをするにあたってできる工夫などについてお伝えします。
※ご注意※
カミングアウトには、伝える相手の性格や周囲の環境も大きく状況を左右するでしょう。
この記事でお伝えする方法はあくまで参考とし、実際の環境や状況、お子さんの意見を踏まえた上でご自身に合った方法をお考え下さい。
カミングアウトをする時にできること
どんな方法が良いかは、本人が過ごしている環境やその時々の状況によって異なる為、「これが正解」というものはありません。
ですが、カミングアウトの方法やタイミングを考える上で共通するチェックポイントはあります。
カミングアウトをする前に、下記の2点をよく確認しておきましょう。
【カミングアウトをする前に確認したいポイント】
- どんな環境か(受け入れてもらいやすい空気かどうか)
- どんな人が周囲にいるか
元々受け入れてもらいやすい雰囲気があれば、あまり気負わずに発達障害を告げることができるかも知れません。
しかし、特別支援学級の生徒への風当たりが強いなど、もし好ましくない雰囲気があれば環境や状況に応じた工夫も必要となってくるでしょう。
環境に応じて臨機応変に
まずは、カミングアウトしようと思っている環境がどんなものかをよく知ることから始めてみましょう。
学校全体が発達障害の受け入れに積極的か、そうでないかだけでも、カミングアウトのしやすさは変わってくるでしょう。
【学校や先生に、発達障害への偏見がある場合】
もし学校自体や先生が発達障害の偏見を持っていれば、残念ながら、その状態でカミングアウトするのはリスクがあるかも知れません。
カミングアウトと同時に環境を整えてもらえるように働きかける必要があるでしょう。
その時は、公共の窓口などにも相談してみましょう。
(市区町村の教育委員会、「子育て支援」の窓口、児童相談所、発達障害者支援センターなど)
【学校や先生に、発達障害への理解がある場合】
学校全体や担任の先生に発達障害への理解があるようであれば、学校や先生の協力を得ながら他の保護者・児童へのカミングアウトの方法を考えるのもひとつの手段とできそうです。
カミングアウトをする時の工夫
カミングアウトをする時は、「何ができないか」と一緒に「どうして欲しいか・どうすればできるか」を伝えると良いようです。
「これはできません」とだけ伝えると、相手に「言い訳をしている。努力するつもりがないのでは」と反感をもって捉えられたり、「じゃあどうすればいいの?」と不安を与えたりしてしまうかも知れません。
「こうすればできるようになる。こちらも努力をするので、こういった協力をして欲しい」と具体的に伝えることで、相手にも安心感を持ってもらうことができるでしょう。
また、伝える時はタイミングも重視すると良いようです。
例えば、「学期の初めにカミングアウトする」「ある程度学級で過ごして周囲になじんでから2学期目にカミングアウトをする」などです。
↓「これができません。これならできます」を具体的に伝える手段として、NHKでは「トリセツ」の試みが紹介されています。
(下記の外部リンクよりお試し下さい)
【外部リンク】NHK 「困りごとのトリセツ」のページ
発達障害を理解してもらうためにできること
偏見を解きほぐす方法はある?
偏見や固定観念を持っている人の意識を変えるのは容易ではないでしょう。
人はそれぞれ、自分のこれまでの経験や知識によって生きているからです。
「自分の価値観を崩す/崩される」ことは、とても恐ろしいことです。
真っ向から「あなたは間違っている」と切り出された場合、人は反射的に自分の価値観を守ろうとして、かえって頑なになってしまうこともあります。
相手にも価値観があることを受け入れてから働きかける事で、こういった頑なな対応が軟化するかも知れません。
例えば、「今まではこんな経験無かったと思うけど、これから知っていってもらえれば嬉しい」といった声掛けをするなどの工夫です。
人は「未知のもの」を警戒しがちです。
偏見や固定観念は、発達障害のことをよく知らないからこそ起こるのではないでしょうか。
正しい知識を周知することで、周囲の人々が持つ偏見を解きほぐしていけるかも知れません。
↓理解を広めるには、動画を使う方法もあります。
参考動画:YouTube「発達障害の人が持つ感覚(過敏・鈍麻・探求・回避)」
―アルフ
↓発達障害についてわかりやすく知ることができる漫画もあります。
【市販されている漫画の例】
十子『でこぼ子育児日記』(宙出版,2017.5)
でこぼ子育児日記posted with ヨメレバ十子 宙出版 2017年05月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
お子さんの特性を伝えやすい動画や漫画を探してみましょう!
社会もまた「障害」を乗り越えようとしている
現在日本は、障害があってもひとりひとりが自分らしく活躍できる社会を目指しています。
国連の「障害者の権利に関する条約」の締結に向けた国内法制度の整備の一環として、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定され、平成28年4月1日から施行されました。
引用元:内閣庁「障害を理由とする差別の解消の推進」
2016年4月に施行された「障害者差別解消法」では、障害のある人への不当な差別が禁止され、合理的配慮が義務付けられました。
これは「障害は本人ではなく、社会の側にある」という理念からつくられたもので、障害を持っている人も他の人と同じように社会生活を送れるように社会の方を変えていこうという考えです。
例えば、車椅子の人が階段を昇れないことが悪いのではなく、そこにスロープが設置されていないという環境の方に改善点がある、といった具合です。
発達障害も同じように、生まれ持った個性によって生きづらさを感じてしまう本人ではなく、人の持つ多様性に対応しきれていない社会の方を改善していこうと捉えられています。
昨今、発達障害を含む様々な障害だけでなく、LGBTや人種、文化の違いなどが何かと話題に上り、社会は多様性を求められるようになりました。
「みんな違う」ことが当たり前の世の中になれば、発達障害のカミングアウトについて悩むことも将来なくなるかも知れませんね。
↓カミングアウトも悪い事ばかりではありません。
多様性が認められる環境が広まるといいですね。
引用元:Twitter
―@mirutan
つらい時は相談やカウンセリングも検討しましょう
カミングアウトが上手くいかずつらい時やどうすれば良いか困った時は、誰かに相談することで気持ちが落ち着き、良い方法を見つけられるかも知れません。
身近に相談相手がいなければ、公共の窓口でもこうした悩みを相談することができます。
【相談先の例】
- 発達障害者支援センター
- 市区町村の「子育て支援」の窓口
- 児童相談所 など
発達障害のことに関する悩みであればお住まいの地域の発達障害者支援センターへ、お子さんの問題であれば市区町村の「子育て支援」の窓口、児童相談所などへ相談するのも良いでしょう。
つらい時はカウンセリングも検討しましょう。
人間関係が信じられない状態で相談相手を探すのがつらい時は、公共の窓口なども頼ってみましょう。
まとめ
それでは、これまでの情報をまとめてみましょう。
- 社会には発達障害への偏見や先入観が少なからずある。
- カミングアウトには、偏見にさらされてしまうリスクがある。
- カミングアウトをするかどうかは、困り事の状況やお子さんの気持ちを確かめて決めましょう。
- カミングアウトをする場合は、周囲の環境や状況に合わせて工夫をしましょう。
(伝え方やタイミングの工夫、動画や漫画を使って説明する など) - 偏見がつらい時は、相談やカウンセリングも検討しましょう。
発達障害への偏見がある社会では、診断やカミングアウトはとても勇気がいる行動です。
人生において重大な決断となるかも知れません。
お子さん自身の気持ちを大切に、後悔しない選択ができればいいですね。
ありのままのお子さんを受け入れてくれる環境に、どうか出会えますように!
もっと詳しく・他の情報も知りたい方は、
こちらのサイトも参考にしてみて下さい!
↓