皆さんこんにちは!本日も発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。
今日のトピックは「放課後等デイサービス利用方法」についてです。

放課後等デイサービスを利用してみたいけれど、どうすればよいか分からないとお困りではありませんか?
この記事では、放課後等デイサービスの利用方法について説明します。

放課後等デイサービス利用方法

放課後等デイサービスの利用方法をステップごとに解説します。

利用時に必要なもの

基本的には以下の通りです。

  • 通所受給者証
  • 障害者手帳(お持ちの場合)
  • 印鑑
  • 利用計画書類など

デイサービスによって必要なものは異なりますので、詳細を知りたい場合は問い合わせてください。

利用相談

放課後等デイサービス利用に至るまでの流れは自治体によって異なります。

はじめに市区町村の福祉担当窓口・障害児相談支援事業所などで、必要となる手続きについて問い合わせます。

この段階で利用を考えている放課後等デイサービスがある場合は、直接相談をするのもおすすめです。

相談時に希望するサービス内容についての聞き取りを行う可能性もあるため、事前に考えをまとめておくといいでしょう。

行政機関に相談をした場合、窓口で地域の放課後等デイサービスのリストを提供してもらえる可能性があります。

通所受給者証の申請の流れや医師の診断書等の必要書類の規定は市区町村により異なるため、併せて確認しておいてください。

施設を探す・施設を見学する

施設を探す際は、インターネットや市区町村の窓口で提供される情報をベースにするとよいでしょう。

施設によって受け入れの可否や詳しい支援内容が異なるので、直接電話やメールで問い合わせるのがおすすめです。

見学や体験ができる施設においては、利用プランの具体的な相談をすることも可能です。

子どもの特性やニーズに合わせ、複数の施設を併用することも視野に入れておきましょう。

地域によっては、市区町村の福祉担当窓口や障害児相談支援事業所がサポートをしてくれるので、必要に応じて助力を求めましょう。

受給者証の申請・交付

利用する施設が決まったら、市区町村の福祉担当窓口に「障害児通所給付費支給申請書」・「障害児支援利用計画案」を提出します。

障害児支援利用計画案は、市区町村の相談支援事業所にて作成してもらうことができます。

もしくは、自治体によって障害児支援利用計画案の代用に、家族や支援者が作成したセルフプランを提出できることがあります。

その他に必要な書類は、市区町村によって異なります。

医師の診断書や意見書が必要なこともあるため、事前の確認をしておきましょう。

受給者証を申請すると、交付するための必要条件を満たしているかの確認と、必要と思われる利用日数についての検討が行われます。

市区町村の支給担当窓口によって検討・調査が行われるため、受給者証の申請から交付の可否が決まるまでに1~2ヵ月かかることもあります。

利用契約

受給者証の交付を受けたら、利用を考えている放課後等デイサービスを訪れ、利用契約の手続きに入ります。

受給者証の給付決定内容と利用計画案をもとに、実際の支援利用計画の作成が行われます。

放課後等デイサービスとの契約時は、印鑑・健康保険証・療育手帳・障害者手帳等の提出が求められることがあります。

利用契約が完了すれば、決定した利用開始日から通所が可能になります。

放課後等デイサービス内容

放課後等デイサービスについて簡単におさらいしましょう。

利用料金

放課後等デイサービスは、障害児給付費の対象サービスです。

通所受給者証を取得すると国と自治体から利用料のうち9割が給付され、毎月1割でサービスを受けることができます。

生活保護、非課税世帯 0円
税課税世帯(おおむね収入が890万以下) 4,600円(通所の場合)
それ以外 37,200円

参考元:障害者福祉:障害児の利用者負担|厚生労働省

通所受給者証は、お住いの市区町村にある福祉担当窓口や障害児相談支援事業所へ申請すると取得できます。

対象年齢

放課後等デイサービスを利用できる対象年齢は、6歳~18歳までの就学生(小学生、中学生、高校生)です。

放課後等デイサービスを利用しないと不利益を被る場合は、20歳まで利用できます。

放課後等デイサービスについて詳しくまとめ記事がありますので、併せてご覧ください。

放課後等デイサービスとは?わかりやすく解説

施設の雰囲気

一部の放課後等デイサービスは、SNSで随時情報を更新しています。

施設の雰囲気が分かるツイートを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

足育

足ツボを使い刺激を楽しんでいます。感覚バランスの調整に一役買いそうです。

調理

細かい作業が必要な調理に挑戦しています。

調理ができると自信にもつながりますね。

まとめ

  • 福祉担当窓口・障害児相談支援事業所等で利用相談
  • 施設見学を行い通所条件や雰囲気を確認
  • 市区町村の福祉担当窓口に「障害児通所給付費支給申請書」「障害児支援利用計画案」を提出
  • 放課後等デイサービスと利用契約

以上が放課後等デイサービスを利用するまでのステップです。

お子様の成長を促すためにも、放課後等デイサービスの利用を考えてみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。